今回は8月の「Bar Boushu蔵前 セレクト」の選定をしてくださる大久保 亮さんにお話を伺った。
おしゃれな飲食店や雑貨店が立ち並ぶ蔵前のまちの中に、2020年6月にオープンした"Bar Boushu 蔵前"


―早速ですが、Bar Boushu 蔵前さんはどんなBarですか?
大久保さん:お店の由来は、二十四節気の一つの”芒種(ぼうしゅ)”から来ています。
6月5日もしくは6日を表す言葉で、当店のオープンが2020年6月5日であったこと。
それから、芒種というのは植物の種を撒くのに一番適している時季という意味であり、ウイスキーなどのお酒も原料は植物であり、お酒を取り扱うBARを開業するということに親和性があると感じ、この店名に決めました。
大久保さん:オーセンティックなBARは、しっかりとした格好で重い扉を開けて入る印象があると思いますが、
当店は、路面店で外から店内が見えるようにしており、入店しやすい雰囲気で気軽にお酒が楽しめる空間を作りたいと思っています。
大久保さん:気軽にお酒と会話を楽しめる空間づくりというのは、私の体験談からで、お酒の経験が浅い時に勇気を出して
扉を開けたBarのオーナー様が美味しいお酒はもちろん、BARやお酒について優しく教えてくださり、
私も”肩肘張らずに美味しいお酒と会話を楽しんで頂きたい”と思ったきっかけですかね!
―人の心をつかむ居心地のよいお酒の空間って素敵ですよね。
大久保さん:それが大きなきっかけとなりまして、もともとは10年ほど区役所で働いていましたが、
区役所で働いているときに自営業の道に進みたいと計画していたまさにその時に、
居心地の良いBarを見つけ、お酒やBARの魅力に惹かれたため、自身のBAR開業に進もうと思うようになりました。
大久保さん:区役所退職後は、まずは自宅近くのBARで勤務しながら、
酒販店や、ウイスキー文化研究所という酒類業界専門団体でお酒の知識や資格を得て、
そこで学んだお酒の魅力をもっと多くの方へ伝えたいと強く思い、蔵前にBARを構えることとなりました。
— 今回の5種類の選定理由を教えてください!
大久保さん:当店では、お酒の銘柄や風味などの詳しい知識がないお客様でも、
その日のご気分やイメージに合わせたウイスキーのハーフショット(15ml)飲み比べなどをご提供しております。
まだウイスキーを飲み慣れていないお客様に新しい発見をしていただけたら、とても嬉しいと思っています。
大久保さん:今回はそんな選定をさせて頂いておりまして、私が新しい発見・感動した5種類のボトルを選ばせていただきました。
1.スプリングバンク10年
2.ロングロウ
(※こちらの画像をクリックにて詳細ご確認いただけます)
3.キルホーマン マキヤーベイ
4.キルホーマン サナイグ
5.バスカーシングルモルト

※上記選定ボトルですが現行品とイメージが異なる場合がございます、予めご了承ください。
大久保さん:今後の展望として強く思うのは、蔵前というまちで長年にわたって愛されるBARになりたいということです。
お酒やBARの知識も経験もなかった素人同然のかつての私に、様々なことを優しく教えてくださった多くのバーテンダーの皆様のように、
”どなたでも肩肘張らずに美味しいお酒と、楽しい会話を楽しんでもらえるお店づくり”を目指し、
そして、おじいちゃんになってもお店に立って、まちに愛されるような空間をこれからも作っていきたいと思っています。
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大久保さんが選定する8月「Bar Boushuセレクト」は2022年7月31日までのご購入でお楽しみいただけます。
※こちらの画像をクリックにて詳細・ご購入いただけます。
Bar Boushu 蔵前(バー・ボウシュ・クラマエ)
住所:東京都 台東区蔵前3-14-6 シティカームアネックス1F
TEL:03-6312-6706
HP: https://boushu-kuramae.tokyo/
Instagram: @ bar_boushu.kuramae